日銀ETF買入れ思惑
今日の相場は、為替の100円突破もあり下落して始まったが、日銀によるETF買いへの期待もあり、売り先行後は下げ幅を縮小する展開となった。
しかし、日銀の買い入れの動きが見られないとの観測が広がり、後場に入り再び軟化した。
この「買い出動の基準」は特に公表されてはいないが、従来であれば、前場でTOPIXが1%下落すると後場買いが入る・・・と市場は見ていた。
15、16日は下落したが、ETF買入れは12億円のみであった。また、今日の前場はマイナスで引け、後場はさらに軟調な展開であったにもかかわらず、「出動なし」の状況だったようである。
このようななかでは、思惑が先行してしまうので、振り回されないスタンスで相場に臨みたいものである。
8月はたいしたイベントもないことから東証1部売買高は今日も187,609万株と20億株未満の低調な状態が7営業日続いている。
このような状況では、抵抗帯の突破は難しい。上値のめどは25日線 16,562.4円、下値として75日移動平均線16,327.1円のなかでの動きが予想される。
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